収納家具は、容量・扉のタイプ・テーストなど、見た目だけでなく
強度や操作性もよく確認しておきましょう。
事前の測定は必要事項!
幅木や下がり天井が盲点に
「買ってみたらおさまらなかった!」では困るので、事前の寸法チェックは忘れずに。 その時意外と見落としがちなのは、壁の下部にある幅木や天井の下がり部分、床のドアストッパーなどです。 特にへこみ部分に家具を収めるときには、幅木寸法を引いてはかっておくと安心です。
20%余裕がの残る容量と
内容物に合わせたタイプを選ぶ
一般的に荷物の量は、生活していくと次第に増えていきがちです。 このことを見越して、収納家具は現在の荷物をおさめても、20%程度余裕があるサイズを選んでおくと安心です。 また、収納タイプは内容物に合わせて選ぶのが◎。例えばDVDやCDを収納する場合は、タイトルをひと目で見渡せる引き出しタイプが最適です。
扉のタイプはさまざま。
設置場所と内容物のサイズが鍵
収納家具の扉には開き戸や引き戸、折れ戸などがあります。
収納の内容や場所を考慮して、扉を使いわけましょう。
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開き戸
狭い間口でも、ものの出し入れが簡単。扉が前に出てくるの、家具の前に扉が十分に開くためのスペースが必要になります -
折れ戸
大きなものの出し入れが容易ですが、折りシロ部分があるのに注意。戸が折れる分、家具の前のスペースが少なくて済むのがメリット。 -
引き戸
前面に開閉場所があまり取れない場合に◎。扉を開けても邪魔にならないので、細かい動作の多いキッチンの食器棚などに有効です。
耐久性と操作性に優れているか
底板、レールなどの各部を確認
店頭では扉のがたつきや扉同士のすき間がないかなどの確認を。
ものを入れすぎていつの間にか重くなりがちな引き出しは、底板がしっかりしているか、スライドレールで開閉しやすいか、ストッパーがあるかなどを見ます。閉めたときの音も意外と気になるものなので、少しの力でゆっくりと閉じる機能(ソフトクロージング)があると便利。
表面の加工やパーツの形も
部屋のテーストに影響大
家具は仕上げ方法によって印象が大きく変わります。
例えばモダンに見える鏡面仕上げや、ナチュラル感が強い木目調などですが、木目の家具でも継ぎの部分が平坦だと上品で高級感があります。
また、扉や取っ手のデザインにも注目。モダンに見せたいならフラットな扉や、取っ手のないつめ掛けタイプやバータイプを選びましょう。